地域学校協働活動の柱となる地域学校協働本部が、富里市には無いが、なぜなのか?
設置が必要と思うが・・・・と私見を述べ・・・市の考えを聞きました
地域に開かれた学校、地域と連携した学校づくり、の考えは、以前から言われてきた事ですが、がなかなか理想と現実は違って課題でした。
令和4年から始まった地域学校協働活動(この活動を実施している学校をコミュ二ティ・スクールと呼んでいますが)
この試みは・・・これまでの課題を前進させるものと期待していました。
富里市も令和4年、5年、6年と3年が経緯し、この間、見てきて、最も感じる事が・・・
活動の柱となる・・・地域学校協働本部・・・が、無い事です。
この地域学校協働本部については・・・
令和4年4月1日、富里市教育委員会が作成した、富里市コミュ二ティ・スクール運営マニュアルがあり・・・その運用マニュアルの中に
・これまで、学校評議委員制度において学校・家庭・地域の連携・協働を図ってきたが。
より一層、学校が地域と一体となって子ども達を育む学校へと転換していく
・評議委員制度に変わる、新しい会議体である、学校運営協議会は、地域学校協働本部と連携して活動する・・・と。明確に位置づけがされています。
ですから・・・私は、この新しい仕組みの心臓部は、この地域学校協働本部の役割・・・だと思っています。
しかし・・・いま現在
この地域学校協働本部・・・とその中で中心となる調整役のコーディネーターがいません
ちなみに・・・この・・・地域学校協働本部とは・・・名称は硬いのですが
簡単に言えば・・・学校の応援団です。
構成メンバーは
地域住民・NPO・市民団体・企業・農協JA・商工会・青少年相談員などの連携組織です・・・・
皆で話し合い、役割分担して・・・
見守り、学校の草刈ボランティアから始まり・・・
放課後の学習支援、ふるさと学習、スポーツ体験、自然体験、農業体験、職業体験・・・・など
計画・企画し・・・学校側に提案し、話し合い、子ども達の為に活動するものです
なぜ無いのか?に・・関して
市の答弁は・・学校運営協議会が本部の役割を担っているので地域学校協働本部を設置していません
・・・との事でした
しかし、2つの組織は、役割が違うので、本来の主旨とは違うと思います
学校運営協議会は年3回の会議で、校長の学校運営方針を承認する、
考えて、決めて、方針を承認する・・・体で言えば頭です
地域学校協働本部・・・は、学校応援団ですから
学校と子ども達に良かれと思う事を具体的に行動する組織です
これが無いままだと、以前の評議員制度が学校運営協議会に、会議体が変わっただけではないか?
この行動部隊、応援団がないと・・・地域との連携は難しいのではないか?、と考えます
設置の必要性については
市の答弁では・・・設置は好ましい、重要性は十分認識しているが
・・・運営負担、効果を十分発揮させる課題がある・・・との事
是非、・・・予算を折衝し確保し、応援組織の設置、検討し進めてください、と提言しました
このテーマは今後継続して市に訴えていきます。